宮崎のバスで、貨物350kg以上の「客貨混載」許可
国土交通省は、昨年、2017年9月から、乗り合いバスについては全国で「客貨混載」を認めています。
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000134.html
自動車運送業の担い手を確保するとともに、過疎地域等における人流・物流サービスの持続可能性を確保するため、従来の自動車運送業の縦割りにとらわれず、 乗合バスについては全国で、貸切バス、タクシー、トラックについては過疎地域において、旅客運送と貨物運送の事業の「かけもち」による生産性向上を可能とする措置を講じます。
客の乗車スペースを確保するなど一定の要件を満たした路線バスは、350キロ以上の貨物も輸送できるようにもなりました。この規制緩和を受けて、宮崎交通が今年4月に許可申請をしていたところ、許可がおりました。名産の「ゆずこしょう」の瓶詰めを出荷する時期には350kgを越えることもあることが想定されています。
全国で、特に過疎地において、このような旅客輸送と貨物輸送との合理的、かつ安全な「のりあい」が増えていくと、いいですね。